ちゃみの日記

美 少年(ジャニーズJr.)に救われたOLのブログです。

一、岩﨑大昇という名の希望

はじめに

 

 あいにく文の才はないのですが、失意のどん底にいた私を救ってくれた「岩﨑 大昇」そして 少年」(ジャニーズJr.)について記録を残しておきたくブログを開設してみました。彼らのことを知っている人も知らない人も、興味を持ってくだされば幸いです。

 

担降り

 

 さて、時は2019年春。私は10年以上応援していたアイドルから担降りしました。「担降り」なんてものはアイドルを応援していればそう珍しくはないけれど、私にとっては人生で初めて好きになった人を好きでなくなった歴史的瞬間でした。もうね、あらゆるヲタ友に心配されるくらい号泣して愚痴をこぼして担降りしたんですよね…我ながら彼のことは大好きだったので*1、私が抱いていたアイドル像と彼とのギャップに失望して夜中に泣いたりしていました。彼に費やしてきた時間やお金は結構なものだったので「ああ何であんな人を好きになったんだろう」と後悔したり「でもあの頃は確かに幸せだったよね!!!」「自分のエゴで自分のためにお金を使っていたんだから決して無駄じゃなかったよね!!!」言い聞かせるように過去の写真を眺めたりしていました。もうアイドルなんて信じない、新しい推しは作らないと友人に電話口で喚いていました。
 失意のどん底にいた私ですが、担降りしてからも彼が所属していたグループを推し続けていました。他のメンバーのことも大好きだったからです。でも「何で最初から他のメンバーを推さなかったんだろう」と過去の自分の選択を悔いるようになってしまって。*2 気晴らしにアイドル以外の趣味にも身を投じるようになりました。
 

邂逅

 

 そんなある日、友人がKing & Prince目的でつけていた「ザ少年倶楽部」を一緒にながめていると、ある一人のアイドルが目に飛び込んできました。 少年のメンバー・岩﨑 大昇くん岩﨑大昇 プロフィール | ISLAND TVです。元々顔がタイプだったのでお名前は存じ上げていましたが、「可愛い子がいるなあ」という程度に留まっていました。*3 そもそも自分より大分年下なので、当時はJr.のファンになるという概念を持ち合わせておらず、みんなデビュー目指して頑張ってね、くらいの気持ちでした。

 ただ、その日の大昇くんは私が担降りした彼とちょっと似ているような気がして、妙に気になったのを鮮明に覚えています。あれ、この子こんなに歌うまかったっけ。背も伸びたのかな。大人っぽくなったねえ。なんて親戚の子どもに久しぶりにあった叔母のような気持ちで、でもどこか胸が高鳴るような感覚を覚えながら、その回はずっと大昇くんのことを目で追ってしまいました。

 

 そして 少年というグループが気になりだした頃、ちょうど「恋の病と野郎組」恋の病と野郎組|BS日テレ公式サイト)というテレビドラマが始まりました。大昇くんと同じくメンバーの佐藤龍我くんが出演していたのですが、龍我くんのことは「ゼロ 一攫千金ゲーム」ゼロ 一獲千金ゲーム|日本テレビ)の標役として覚えていました。野郎組では大昇くんと龍我くんの掛け合いも多く、自然と二人のことを目で追っている自分がいました。*4 完全に二人とも顔がタイプだったので、いつかデビューしてくれたらいいなあなんて思いながら、毎週のドラマと少年倶楽部を楽しみにしていました。この段階では大昇くんは「自担」まではいかず、Jr.の中では一番に気になる子という立ち位置でした。

 

決意

 

 そして2019年11月29日、私の気持ちを大きく動かす出来事が訪れます。ドキュメンタリー番組RIDE ON TIMEの放送です。流れたのは8月8日のJr.祭りの様子。そしてこの世を去ったジャニーさんへの追悼として歌を歌うJr.たちが映し出され、大きな目に涙をいっぱいためている大昇くんを見つけました。

 

 あ、泣いてる。

 

 この時、私も思わず泣いていました

 

 もう、大昇くんのことを守ってくれるジャニーさんはいないんだ、と思ったからです。こんなにもまっすぐな瞳で前を見据える、ピュアでちょっと不器用な男の子を、親のように育ててくれる大人がこの世から去ってしまったのだと、そう悟りました。

 

 これから誰が彼を守ってくれるんだろう。誰が彼の夢を叶えてくれるんだろう。

 

 自然とそんな疑問がわいてきました。

 

 もう大昇くんのことは他人事ではない、私がこの子を守ってあげたい強く思いました。自分にこんな感情があったなんてびっくりでした。今までの私にとってアイドルは「夢を見せてくれる人」だったから。常にキラキラ輝いていて、カッコよくて、スキルがあって、大きな世界を私に見せてくれる人。でも裏を返せば「夢を叶えてあげたい人」を応援するんだったら、もう裏切られることもないなと思ったんです。もし大昇くんがアイドルでいる道を歩まなくなったとしても、それは大昇くんの夢が変わっただけだから、私はずっと大昇くんの夢を応援してあげられるなと。それってすごく幸せなことなんじゃないかな。アイドルなんて信じない、新しい推しなんて作らない、そう泣きながら友人に電話していた自分とは思えないくらいに、考えがガラッと変わった瞬間でした。*5

 年下の男の子のファンになるなんて思っても見なかったけれど、むしろ年下だからこそ「私ができることは全部してあげたい」と思ったのかもしれません。それこそ親戚の叔母のような気持ちで、でも大昇くんの歌唱力やかっこよさ、ピュアな人柄に確かに惹かれて、私は大昇くんを「自担」と呼ぶようになりました。

 

初めての年下の自担

 ハマってからは話が早いです(笑)大昇(ここから大昇と呼びます)の夢を叶える為に何ができるかと考え、まずはJr.情報局の「好きなアーティスト」を岩﨑大昇に変更*6YouTubeチャンネルに登録し、初回から全部再生&高評価&コメント。アイランドストアでのグッズ購入、Jr.大賞への参加、雑誌購入……そして2020年、ついに「応援アカウント」なるTwitter開設に踏み切ります。そんなこんなで、まるで希望のように、私の生活に大昇が入り込むこととなったのです。

 

 次の記事では、私がそこから「美 少年」にハマった経緯をつらつらと綴ってみようと思います。

 

*1:リアコではなかったけれど「カッコイイな」「こんな人と結婚したいな」という気持ちからファンになりました。

*2:今でもこのグループのことは大好きで応援しています

*3:東京B少年の頃から知ってはいました。なんで知ってたかは思い出せず…

*4:フタロクって最高だよね

*5:お涙頂戴的な展開は好きじゃないのですが、あれがなければここまで沼落ちしなかったかもしれないのでROTには感謝しています

*6:それまでは友達の付き添いで行く現場ごとに変えていました